二次創作に加味される独自性 二次創作の態度、2016/03/29 00:00

■ 以下は 2016/3/28 のツイッターの投稿に基いています。

「思ったように描く」以前に「対象物に忠実に描く」事を昔より重視するようになったかも知れない。例えばメロリーの絵は「私は普通こんな顔を描こうと思わないけど、このキャラは幼くて甘い感じが特徴だから、口をこういう形に描く」みたいな判断が関わってる。

忠実に描きたい気持ちが強くなったというより、忠実に描けるだけの能力を得たという面が大きいと思う。既存のキャラクターに独自性を塗ったくろうとは元々思ってない。

昔は「似せたくてもどうしても似ない」事が多かった。今、似せようとして結構似せられるのは、自分がキャンバス上に描いた形と対象物との差異が細かく認識できるようになったお陰だ。裏を返せば、そういう練習を積んでない人というのは、昔の私のように、違いがよく見えないんだろう。

あなたの独自性の誇示を目的として他人の作品をオモチャにするんぢゃありません。

私が二次創作の絵を描く時は、或る程度 原作に似せたとしても好きなように改変する部分が必ずあるし(物の形状に限らず人物の言動や場面設定も)、私なりの隠しがたい癖が出てる筈なので、その違いに気付いてもらえたら嬉しいんだけど、練習を積んでない人にそれを求めるのはムチャなのではないか。

「この点がこのように違う」とハッキリ指摘するんでなくても、「ちょっとさゆぬ感ある」という程度には感じてもらえないかなあ。

いや、私は昔から「どう頑張ってもさゆぬ臭い絵しか描けない」と自覚してて、でもその抜けない癖も好きではあり、それを前提としてなるべく対象物に忠実に描こうと努力していたら、最近「似せるのがうまい」みたいな評し方をされ始めて、もしや他人の目には既に「さゆぬ臭さ」は消滅してるのかと焦る。

タグ:二次創作

『ムジュラの仮面 3D』のミルクバーのハイリア文字 ハイリア文字、2016/03/21 00:01

■ 以下は 2016/3/20 のツイッターの投稿に基いています。

ミルクバーの巨大タンクに書いてあるハイリア文字を改めて読もうとしたけど、やっぱり分からない部分は以前と同じだな。「うらしゃふしゃふ / ちょうじゅくせい」「ろまにい / だぶるぶれんど」「ろまにい / らお□ゆくぶれんど」。

ミルクに関連して「うら しやふしやふ」と言ったら、『時のオカリナ』の「裏ゼルダ」で「ジャブジャブ様のお腹」にいた謎の牛たちぢゃないですか。『時のオカリナ 3D』の開発に関わった人が、『ムジュラの仮面 3D』でミルクバーのテクスチャーを作る際に、小ネタをシ込んだ可能性は高い。

という事で、『ムジュラの仮面 3D』のミルクバー「ラッテ」にある三つの巨大タンクのうち、右端の「うら しやふしやふ / ちようしゆくせい」というのは、「時のオカリナ裏」の「ジャブジャブ様のお腹」にいる牛を意味するんだと思う。物語の設定上はちょっと変だけど、小ネタとしては分かる。

深い意味はないけど、ミルクバーの入口から地階を見下ろした写真。とても読みやすいハイリア文字がある。

『時のオカリナ』のハイリア文字に見られる字形の傾向 ハイリア文字、2016/03/21 00:00

■ 以下は 2016/3/20 のツイッターの投稿に基いています。

時オカのハイリア文字は「低解像度のビットマップで書けるあらゆる線を使ってる」かのように見えて、実は内的な強い傾向がある。注目したいのは、縦画の下端が右へ曲がるかどうかで区別される字がほぼない点。つまりラテン文字の〈l〉や〈t〉のように、曲げても曲げなくても同じ字であって紛れない。

これは縦画の上端を左へ曲げるかどうかにもほぼ当てはまる。一方で、上端を右へ、下端を左へ曲げる形は頻出で、字の弁別に関わってる事も多い。つまりラテン文字の〈j〉や〈f〉のような形ね。こうした特徴を踏まえて、ラテン文字に見られる筆法はハイリア文字に親和性が高かろうなと考えたわけです。

この強い傾向を『時のオカリナ』の開発者が意図的に盛り込んだのか、無意識に揃えたのか、偶然そうなったのかは知らない。この傾向から外れる字はホに対するヲと、シに対するハだけ。前掲の手書き画像では区別できるようにしてある。https://twitter.com/sayunu/status/711215403662311424

「時オカのハイリア文字っぽさ」を意識しながら独自の文字体系を作るような二次創作では、安易に文字を左右反転したりするのをよく見掛けるけど、そういう事すると全体の運筆が変わってしまうのを認識してほしい。