ロクヨンの頃、『時のオカリナ』のハイリア文字はどうやって解読されたんだろう ハイリア文字、2015/02/18 00:00

■ 以下は 2015/2/17 のツイッターの投稿に基いています。

時オカ・ムジュラの看板などに使われる「ハイリア文字」はそもそも解読される事を想定されてない筈なんだけど、一体どこから仮名との対応が明らかになったのか、未だに謎。(異世界の書き文字なんだから日本語と対応してる方がおかしくて、メタフィクショナルに見るべきである。)

ハイリア文字(風タクではなく時オカの)と仮名との対応は、何年も前から Omniglot というサイトに天啓のように記述されていて、確かにそれで解読できるんだけど、どうやってこれに至ったのか分からないんですよ。 http://www.omniglot.com/conscripts/hylian.htm

作中の証拠だけで解読したとすると…まづそもそも「仮名と対応してるのかも」と気付きやすいのは、ロンロン牧場関係で「ABAB」という文字の並びがある点。特に B は片仮名の〈ン〉にちょっと似ていて、私も当時から怪しいとは思っていたような気もする(よく憶えてない)。

この「○ン○ン」に気付いたとしても、それ以外の用例は本当に断片的で、しかも「マクヒリメツセ」(幕張メッセ)という間違いとか、「カカリコレイン」(カカリコ村の墓地)といった唐突な無意味部分もある。幕張メッセなんか作中の文脈と無関係だし、その面でも解読しにくい。

ただ、碑文の類に「アイウエオカキクケコ…」というのがあったらしく、これが五十音だ(と仮定すればほかの用例が読める)と気付ければ解読できた事になる。よく気付いたね。ボケボケのテクスチャーをそのまま読んだのか、内部データを吸い出したのか。 http://zeldawiki.org/Hylian_Language_Translations/Ocarina_of_Time

『風のタクト』のハイリア文字は元々解読させるつもりで作られていて、字形も片仮名にかなり似てる。それに対して『時のオカリナ』の文字はほとんどが仮名と無関係で、低解像度のテクスチャーで書ける事を第一に考えてデザインされている。解読させるつもりはなく「ニンテントウ」などと遊んでいる。

それでも『時のオカリナ』のハイリア文字は割と意味の通る使い方をしている所が多かった。これが『ムジュラの仮面』になると、意味を成さない「コユ !!」みたいな使い方が増えて、しかも「カカリコ」と書かれた門がそのままロマニー牧場に再利用されていた。

当時はこれについて「タルミナはハイラルと似ていて違う世界だから、文字が同じなのに使い方が違うのもその一端と考えれば面白い」と思っていた気がする。リンクの目には奇妙に映るだろう。『ムジュラの仮面 3D』では読める部分が増えたらしいです。 http://zeldawiki.org/Hylian_Language_Translations/Majora%27s_Mask

自サイトの掲示板のログ(今はサービス終了で非公開)を見直すと、私は Omniglot のページを 2006 年七月に発見している。そして「ロンロンに対応させてるんだなとは以前から思っていた」と書いてる。状況は当時から今まで変わってないな。